まずプログラマーは何を根拠にプログラムコードを書いているのでしょうか。
自分の好きなように思いつくまま気の向くままコードを書いている・・・わけではありません。
開発現場には、「こんなシステムをこういう風に作ります」ということが書かれた設計書があり、
プログラマーはその設計書を見て、その仕様通りに動作する処理をプログラミングしていくのです。
多くの人が関わる開発現場で、もし設計書がなければ、
どのようなシステムを開発しているのか誰にも分からなくなり、
仕様の間違いや抜け、機能の不足といったことが多発し、現場は大混乱になるでしょう。
そうならないためにも、設計書はどんな現場にも必ずあり、その内容に沿ってシステムの開発は進められます。
そして出来上がったシステムにバグがないか確認するためのテストもまた、設計書を元に行います。
開発からテスト、修正、最終確認まで、設計書はとても重要なアイテムなのです。
そのため、設計書の内容を正しく理解し、そこに書かれている仕様通りに
プログラミングコードを書けてこそ、一人前のプログラマーと言えるでしょう。